2026年2月 押さえておくべき就職活動調査・2027年卒・2028年卒は必見!【就活情報】
政府が主導する「就活ルール」では、2027年卒の就活解禁日は2026年3月1日。
この日から企業の「広報活動」が正式にスタートし、採用情報の公開とエントリーシート(ES)受付が開始され、全国で集団・個別の「企業説明会」が開催されていきます。
ところが、近年は深刻な人手不足を背景として、各業界で年々早期選考が活発化しています。
特にインターンシップの定義が変更となった2025年卒からは、一定の基準に準拠するインターンシップで得られた学生情報については、企業が採用活動に活用することが可能となり、選考早期化にますます拍車がかかっているのです。
本記事では、就活進行中の2027年卒や春から就活開始する2028年卒に対して、2026年2月現在の就活最新動向を情報提供していきます。
2027年卒は早期内定、2月1日現在で前年プラス6.7ポイント
2027年卒の2月1日時点における内定状況は前年を上回り、過去最高水準のハイペースで推移しています。
2026年2月6日にキャリタスが発表した「2月1日時点の就職意識調査(速報)」によると、2月1日時点で「内定を得た」と回答した学生は全体の46.6%に達し、1月調査(34.6%)から12ポイント上昇しました。前年同期実績(39.9%)を6.7ポイント上回っており、早期化の進行が顕著に表れています。
前年3月調査の内定率(47.2%)に近い水準であることから、ここまでは約1カ月前倒しで進んでいるとの見方もできます。
■2月1日段階では就活終了(就職先決定)は全体の8.2%
内定率は高水準ですが、内定取得学生の多くは内定を保持しながら就活を継続しています。調査時点で活動を終了した学生(就職先決定)はモニター全体の8.2%にすぎません。
■インターンシップ参加企業からの内定が8割を超える
内定取得者のうち、インターンシップ等のプログラムに参加した企業から内定を得た学生は80.2%で8割を超えています。
プログラムへの参加を経て早期選考に繋がり、内定獲得へ結びつくケースが多いことがうかがえます。
今回発表された「キャリタス調査概要」は下表の通りです。
本調査結果は、2026年2月6日に公表され、他社に先駆けたもの(2/11現在)であり、全体の内定状況に関する速報ですが、ほどなくして文系・理系、学部生・大学院生の内定数値や応募先業種別の集計結果が続報されると思います。
またキャリタスだけではなく、同業各社からレポート報告があると思いますので、総合資格ナビでも内容を確認、精査して再び取り上げていきたいと思います。
■調査結果要約(2026年2月1日現在/キャリタス速報)
・内定率:46.6%
・前年より約1カ月前倒し(2025年3月1日内定率47.7%)
・就活終了は8.2%(※91.8%は就活継続中)
・インターンシップ参加企業からの内定が80.2%
出典:2月1日時点の就職意識調査〈速報〉 ~キャリタス就活 学生モニター2027(2026年2月)
2027年卒インターンシップ参加後のアプローチや限定案内は?
2028年卒は春から本格的にインターンシップ等のキャリア形成プログラムに参加していくことになると思います。
前項調査報告のように、例年2.3月時点で内定がでているのは、インターンシップ参加企業からが8割を超える状況です。
2027年卒に対して、インターンシップ参加企業からどのようなアプローチがあったのかを、インディードリクルートパートナーズ・リサーチセンターが調査し、その結果を2025年12月8日付レポートで報告しています。
■参加後に企業からのアプローチあり72.6%、参加者限定の選考案内あり65.6%
インターンシップ等キャリア形成支援プログラムに参加した学生に、「参加することで選考の一部免除や早期選考案内がある」と企業が事前に明示したプログラムの割合は、「50%程度(半分くらい)」が最も高く27.9%で、「ほぼすべて」「75%程度(半分よりも多い)」を含めると6割を超えています。
実際に、参加後に企業からアプローチがあった割合は72.6%で、参加者限定の選考案内(早期選考など)があった割合は65.6%。
さらに1日以下プログラムに限った場合もアプローチ割合は68.2%、参加者限定選考案内割合は60.4%を占めています。
※アプローチとは、選考案内や別イベントの案内、社員からの接触、定期的な情報提供などを指します。
上表通り、平均アプローチ数は4.0件、平均選考案内数で3.0件であり、1日以下プログラムのみでも、平均アプローチ数3.2件、平均選考案内数2.5件ということです。
つまり「オープン・カンパニー」への参加からも十分な手ごたえが得られていることがわかります。
2028年卒やさらに低学年の学生は、先輩や就職担当教員、キャリアセンターから情報入手のうえ、早い段階からインターンシップ応募が進められるように、業界・企業研究を進めていくことが早期選考の流れに乗る秘訣といってよいでしょう。
志望業界が人によって異なる文系大学に比べると、学部学科の専攻領域から、自ずと志望業界・企業が決まりやすい理系大学では、オープン・カンパニーやインターンシップ等のキャリ形成プログラムへ参加することは、「学業に取り組む意欲」を増進させる結果が得られやすいものです。
下表の通り、理系大学の学生では「学業に取り組む意欲が高まった」と思う学生は78.2%で、「大学・大学院でこれから学びたいことがより具体的になった」については76.7%という高い回答結果が得られています。
本調査の概要は下表の通りです。
出典:【2027年卒 インターンシップ・就職活動準備に関する調査】インターンシップ等参加による採用選考や学生生活への影響(就職みらい研究所)
まとめ
本記事は、現在進行形で選考に向けた就職活動を進めている2027年卒と、これから就職活動を開始していく時期を迎えた2028年卒以下の学生へ、就活動向を情報提供することによって、エールを送ることを目的としています。
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(本記事は、総合資格naviライター kouju64が構成しました。)








