インターンシップ選考と本選考の合格基準の違いに注目!準備して面接に臨もう!【就職活動】

いよいよ10月最終!全国的に季節は急展開して、寒い冬を迎えます!

インターンシップに参加した企業からの「早期選考」の案内!すでに経験している声をチラホラと聴くようになってきました。相変わらず一部大手に早い動きはあるのかもしれません。しかし、面接などはこれからという企業も多いと思います。

また、著しく早い選考を行わない企業では、冬以降に会社説明会と連動して選考を進めたり、学年問わず通年型の採用選考を進めたりしている企業も増えていますね!

本記事のテーマはこれです!

■毎年多く聞かれる、「インターンシップ選考は通過したのに、本選考では合格できない…」という方への注意喚起と前向きなアドバイス!

現在、面接を予定していなくても、これから数カ月の間に本選考を受ける人が多いと思われますので、ぜひ参考にしていただきたい内容をお届けします。

インターンシップ選考と本選考の目的の違い

1.インターンシップ選考

インターンシップ選考では、学生の社風への適性や成長意欲が重視されます。

ただし、企業はインターンシップを通して自社を知ってもらうことを主目的としており、全員が本選考に進むことや採用を前提とするものではありません。

2.本選考

本選考は、「即戦力となるか」や「長期的な貢献ができるか」を厳格に判断します。

企業は業務への適合度や専門スキルを重視します。インターン選考より本選考が厳しいのは、目的が異なるため当然です。

インターンシップ選考と本選考の合格基準の主な違い

1.インターンシップ選考

面接では「インターンシップ参加の理由」や「何を学びたいか」がよく問われ、学生の将来性や柔軟性が主に評価されています。

熱意とポテンシャル:企業への関心が高く、成長の可能性があるか

素直さと協調性:指示を受け入れ、周囲と協力できるか

コミュニケーション力:挨拶やマナーがしっかりしており、適切に質問ができるか

企業との相性:自社の社風や価値観に合うか

2.本選考

本選考では、インターンシップ参加や業界研究を前提に、より高い評価基準が設定されます。主な評価ポイントは以下の通りです。

論理的思考力:説得力ある受け答えができて、予想外の質問に対応できるか

志望動機:入社して成し遂げたいことや将来像が明確か

企業理解:企業理念や方針を理解し自分の強みと結びつけられるか

自己の差別化:他の学生と自分の違いを具体的に説明できるか

インターン経験からの成長:学びと成長を具体的に示せるか

インターンシップには通るが、本選考で落ちた理由

本選考で不合格となった実体験から、反省点として語られた内容を抽出しています。

インターンシップで満足して対策を怠った

インターンシップに合格して気が緩み、企業担当者とも相性が良いと感じて油断してしまいました。厳しい面接を想定せず、対策も不十分でした。

「成長」アピールが不十分だった

インターンシップに参加したことだけを強調し、そこで得たものや成長した点について具体的に説明できなかった。

本選考で志望動機が弱い

「なぜ当社なのか」と聞かれた時、面接官の反応がいまひとつだった。エントリーシートの志望動機をインターンと同じ内容にしたことを後悔している。

インターンシップでの評価が低かった

参加時にはできる限り丁寧に対応したつもりでしたが、意欲や積極性、普段の実績などについて深く尋ねられる質問が多く、インターンシップでの社内評価が思ったほど高くなかったと感じました。

論理的な思考力が不足していた

面接での深堀りや鋭い質問に対し、論理的思考力やコミュニケーション能力の不足が露呈してしまった。

競争だという覚悟が足りなかった

インターンシップは和やかな雰囲気で進み、合格率が高いという印象を持っていました。しかし、実際には応募者数が多く、本選考では多くの人が不合格になったように感じます。周囲の学生との競争意識や覚悟が自分には十分ではありませんでした。

本選考合格に向けた具体的なアドバイス

本選考の準備は、インターンと切り替えて進めましょう。早期選考では準備時間が短いため、エントリーシート作成や面接対策を効率的に計画することが大切です。以下にアドバイスをまとめます。

1.自己分析を徹底する

過去の経験から自分の価値観や強みを言葉にしましょう。友人や家族から意見をもらうのも効果的です。自分の考えは、結論を先にして簡潔かつ印象的に伝えることを意識してください。

2.企業研究を重ねる

企業研究をする際は、公式サイト・採用ページ・ニュース記事・OB/OG訪問などを通じて情報を整理しましょう。特に、「求める人物像」を理解することが最も重要です。

3.ポートフォリオや成果物の準備

建築系の作品集や課題、プロジェクト経験を整理して面接で活用しましょう。図面や写真、説明文もまとめておくと効果的です。

4.練習を重ねる

模擬面接やディスカッション、プレゼンは練習して実践力を磨きましょう。録音や録画を使えば、一人でも自分の話し方や表情を客観的に見直せます。

5.心構えを整える

面接では、仕事への意欲や挑戦する姿勢のアピールに徹しましょう。福利厚生やワークライフバランスの質問はOB・OG訪問で確認するのが適切です。大切なのは「相手にどう伝わるか」です。

まとめ

インターンシップ選考と本選考では、評価されるポイントが異なります。本選考では「即戦力」としての資質や、企業への熱意がより重視されます。違いを理解し、早めに対策を始めることで、納得のいく就職活動につなげましょう。

総合資格ナビは、本選考に臨む皆さんを応援しています。

 

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■面接対策【直前編】あなたが「成功する秘訣」はここにあるはず!

サマーインターンシップの経験を成功につなげるためのアクションについて【就活情報】

 

(本記事は、総合資格naviライター kouju64が構成しています。)